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京都ミステリースポット
●一条戻橋
安部晴明神社から京を南北に通る堀川通を挟んで東側にある小さな橋。
川の水は、現在、申し訳ない程度しか流れていません。
この橋の名の由来は、平安時代、この橋で父の葬列に出会った若者(清
明)が、棺にすがって祈ったところ父が蘇生したという伝説からのもの
です。戦時中、出征兵は、無事の帰還を託し、ここから戦地に赴いたそ
うです。出戻りにならないためにも婚約女性は通らない方が無難?失礼。
●晴明神社の紋と式神
晴明桔梗紋印。一筆の線描きで描ける五つ星。一方、式神は陰陽師が意
のままに操れる鬼神。星は神秘の象徴ですよね。満天に輝く星空の下、
陰陽師が式神を使い、当時の天皇や貴族の栄枯盛衰の占いをしていたこ
とは容易に想像できますね。そんな占いの場所が一条戻橋、羅城門、朱
雀門などの生界と死界の境目の霊界スポットということですね。
●六道珍皇寺・清涼寺
六道さんの名で親しまれ、お盆の精霊迎えに参詣するお寺として名高い六道珍皇寺。
ここの鐘楼の音が多くの亡者をこの世に呼び寄せ、
そして送り火で冥土に帰って行ったことでしょう。
このお寺で縁のある人物は、京では著名な小野篁(おののたかむら・802年〜852年)卿。
嵯峨天皇に仕えた平安初期の官僚(従三位参議)で不思議な賢人。
子孫には小野小町などもいます。
本堂裏手にある小野篁が冥土通いの入り口にしたという井戸
(非公開ですが本堂横の木戸越しにのぞくことができます)
ここが冥土の入り口で、出口は嵯峨釈迦堂(清涼寺)。
山門から八坂界隈に向かって歩いて行くと、
右側に亡くなった若妻が子供を育てるために飴を買いに来たという、
悲しくもあり、少し怖い、心温まる話、「幽霊子育飴」。
お立ち寄りください。
●深泥が池
幽霊スポットとして有名なところ。時折、目撃したとの風の便りで話題
になります。周辺には葦が茂り、自然生物の宝庫の地です。
●賽の河原
幽霊たちの社交場。生界と死界の境目。平安京の京にもそんな場所があ
りました。西大路四条をより西の一帯がそんな場所でありました。
現在の西院(サイイン、又はサイ)。高山寺には無縁仏も葬られています。
●貴船神社
元祖、牛の刻参りの地。周辺は深夜、俗世界から取り残されたと錯覚す
る程、闇と静寂に包まれます。「ナナフシ」というまか不思議な昆虫も
生息する地。人の恨みが一番怖いですか。
<冥土の出口 嵯峨・清涼寺>
※京都観光クラブ提供
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